文教福祉委員会審議

2006年01月25日

学校プールは誰のもの

今日のもう一つの議論は
学校におけるプール設置について。
議会で議決をした新荘小学校のプール予算が
未執行で宙ぶらりんになっている。

新たに学校プールを作らず、民間のものを利用する方が
経済的であるという議論は行革の流れの中で理解ができる。
ただ、本当にその判断基準だけで学校プールの是非を判断
していいのか、もう少し深く考えてみる必要があると思う。

小学校は各学年で10時間/年のカリキュラム
中学校は1年生のみ必修で、2.3年生は選択授業となる。

確かに、この数字だけを見れば建設に相当の予算を要し
年間維持費に一校当たり250万円もかけているのは
非効率的であるといえる。

ただ、教育的見地から行けば
それぞれの学校でプールを持っていることが望ましいことは
疑う余地もない。

要するに、「全ての学校にプールを」というからには
効率、投資対効果といったものを度外視してでも
必要であると言わせられる何らかの論理、価値、施策、仕掛けが必要
なのだと思う。

現在、学校プールの一般開放は
子ども会などの団体に限られ、その利用数は年々減少している。

一方、僕の育った「ひたちなか市」では、当時、プールは夏休み個人にも
開放されていて、100円ぐらいを持って毎日通った記憶がある。

つまりはおそらく、このプールの位置づけが学校の所有なのではなく
地域のプールとなっており、市の直接の所有施設であり
その管理を市が行っていたということなのだと思う。

学校に付随をしている施設としてのプールではなく
地域の公共財としてのプールという位置づけで考えた場合

このように、利用価値は拡大できるし

介護予防の事業の中で高齢者対象に地域に根付いた
施策を行うことも可能となる。

新荘小学校のプール新設が是か非かという判断は
その先にあるような気がする。

おじいちゃんの筋トレ

朝から文教福祉委員会。
うちの委員会だけ今日も開催。

最近は委員会審議も熱心だ。
執行部からの議案をまつことなく
議員側から議題があげられる。

前回に引き続き、介護保険の改正について。
4月から新制度に移行することが決まっているのに
未だ国も具体的な内容を示して折らず
本当に準備が間に合うのかと心配。

急騰する介護給付を抑制するために
いわゆる介護予防事業・予防給付等を
介護保険の中に導入することが今回の
大きな特徴だ。

今後の必要な経費の見積もり
そしてそれをもとに算出されている一人当たりの保険額は、
この介護予防が十分な効果を出す事を前提にはじき出さ
れている。

逆に言えば、予防効果を出すことができなければ
制度そのものが破綻する危険がある。

施策の一つ一つの検証や
その実施体制、効果測定の手法が
まだまだ不十分な中で

やれ、対象のお年寄りの20%に介護予防効果があるとか
現在の「要介護1」の人の70%が 「要支援2」へ新制度で
組み替えることができるとか・・・

こういう、国が一方的に示す一律の基準や見込みの割合を
ホントに信じていいのか
その数字を担保する具体的な施策があるか

今回の介護保険料の値上げが
今まで以上に効果ある施策へとつながり
市民の理解をもらえる改革へとなるのか
国の示す「数字」を疑ってみる必要がある。

介護予防は高齢者福祉を支えていく上で
今後最も重要な施策の一つであることは間違いない。
その目玉施策の一つとして取り入れられている
「お爺ちゃんお婆ちゃんの筋トレ」の効果を挙げていくことは
至上命題だし、またその効果について
厳しい目で細かな検証を重ねていくこと
そしてその結果を、毎年の施策の更新の中で
十分に活かしていく姿勢が求められる。



2006年01月18日

20歳になったら介護保険!?

朝から文教福祉委員会にて
介護保険制度改革についての議論。

法律が変わりこの四月から新しい制度が
スタートをするということで、
担当の職員の方々も
大変な日々を送っておられる。

それにしても、この準備期間の短さ
厚生労働省からの政省令がまだまだ
出揃っていないことを考えると
国もよっぽどあせっているのだなぁと
言うことがわかる。

今日の議題は
地域包括支援センターの設置と
介護保険料の見直しについて。

介護保険制度における現在の考え方の主流をざっとあげると

?要介護1-5の認定者数を圧縮し、保険給付費を引き下げること
   そのために→介護予防給付・事業等で介護者数を増やさない
         →現在の要介護1の方を要支援と要介護にもう一度振り分ける
?保険料を適正化する。個人の所得に応じた保険額の弾力化を測る
?地域密着型の介護福祉・施設から居宅へ

といったところ。

地域包括支援センターは、要支援者の地域の窓口として
ケアプランの作成を公的機関が行うところと位置づけられる。

これまでプラン作成の役割を果たしてきた在宅介護支援センタ
ー等は企業やサービス提供事業者等によって設置をされてきた
ために、どうしてもサービスの過剰供給が起こりやすい環境になって
いたことから、公的な立場が行うことによって無駄なサービス提供
無駄な支出を抑えたいということ。

水戸市としては来年度は市内全域を行政が設置するセンターがカバーをし
それ以降はより地域性を高めるために市内を8つの地域に分けてNPO、
民間等へ委託をすることを考えている。課題となってくるのは、その人材。
保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーという3職種が必置義務と
なっているから、本気で育成を考えなければならない。

もうひとつの課題は保険料の値上げ。
水戸市は標準額が2800円だが今回の改定では
3880円を想定している。市民負担としてはかなり
の負担増だが、現在の支出額を考えれば仕方が
ないのかもしれない。課題は市民理解ということになる。
どのように説明をしていくか、行政の力量が問われる。

保険制度である以上サービス供給量が増えれば
保険料をあげるか、保険料を納入する対称者の枠を
拡大するほかない。

今回の議論で用いている「数字」も介護予防がうまく機能したならばという
国が示す希望的観測に基づいた積算でしかない。
この課題が抱えている将来への不安はなかなか拭い去れない。

保険料だって将来にわたって
天井がないまま引き上げていくわけには行くまい・・・

そうなってくると
対象年齢の引き下げ
「20歳になったら介護保険」
という時代が確実にやってくるのかもしれない・・・。

あぁ・・・年金さえ、納得がいかない制度なのに。


2005年08月11日

幼稚園問題持ち越し

今日の文教福祉委員会。
ほんまにもー、副委員長は発言できひんからストレスたまるわぁ。『俺だったらこうやって攻めるのに!!』とヤキモキしながら審議に参加。

懸案になっている市立幼稚園の統廃合の問題。園児数の少ない5園について来年度の園児募集を取りやめるという意向を水戸市は持っている。そのことについて前回の委員会で報告を受け、今日はその後行われた各地域での募集停止の説明会の結果を執行部から聞く。

しかしながらそれはやはり、「廃園ありき」の議論からスタートをしており、保護者には苦しい選択を強いる形になっている。大体このような大事な案件をこんな短期間で結論づけようとしている市の姿勢は誰もが違和感を持っている。このことについて批判が相次ぎ委員会は紛糾。結果的に予定されていた全員協議会での市の方針説明は見送られた。

今月18日に改めて委員会を開いて審議を行う。

この幼稚園問題。簡単に言えば、市の幼稚園が民間や保育所との競争に負けたということだ。対象年齢の子供が地域に数十人いるにもかかわらず、入園者が一桁だなんていうのはこれは明らかにサービスが住民ニーズに追いついていないということ以外の何者でもない。
教育機関であるといえども、幼稚園の将来の少子化の影響、子育て支援の観点については10年以上前から議会が指摘してきたこと。このことを放置し、何の対処もしてこなかった行政の責任は大きい。努力もせずに、人がいないから閉じますねなんていうのは親にしてみりゃ納得がいかないはずだ。

それと同時に今求められるニーズに、市立幼稚園が対応できないとするならば、それはすでにその役目は終わったということもいえる。まさに抜本的なサービス(教育、保育)改革と、幼稚園・保育所の縦割りを越えた制度改革、そして「公立だからここがいい」という、負けない魅力作りこそ求められている。

「骨太の幼稚園改革ビジョンを早急に策定する」という言葉を教育長は繰り返し用い抜本的見直しを示唆したが、だとすれば順番が逆。本末転倒。将来像を示し、その上で今回の統廃合の議論ですよとなれば議論の余地も出てくる。付け焼刃的に幼保一元化を唱えたところで説得力はない。



2005年07月16日

一日中、ずーっと委員会。

朝から文教福祉委員会。といっても、今日はほとんど市内の所管施設の視察なのだ。

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まず最初に南町三丁目のまちかど交流館へ。何度もいうことだが、この場所はもうちょっと仕掛けが必要。そんな中で今日(15日)はその三階にオープンした託児施設「つどいのひろば」のオープニング。子育て支援の一環としての整備だ。NPOと行政の初めてのコラボレーションといったところで期待をしている。これで少しは交流館も人の流れが変わればと思う。もう少し、若年層を巻き込むための戦略が必要だ。僕個人としては高校生、大学生年代の活動拠点の整備と、ラジオのサテライトスタジオ、そして情報拠点としての更なる整備、外観の工夫等を挙げている。

吉沼の水戸市東部浄化センター南系列系予定地へ。この土地は浄化センターを建設するつもりで水戸市が買収を進めていたものが、地元の反対により計画が頓挫し、その土地の跡地利用についてこれまで議論が進められてきた場所。利用の方法によっては水戸市のビッグプロジェクトともなるものであろうけれど、現在は草刈等の管理費だけで年間2000万円かかってしまっている。草刈で2000万。うーん・・・転職しようかな。
挙句の果てに土地はそれぞれバラバラの虫食い状態。利用するにもまだまだ課題が残っている。そんな中、この七月からその土地の一部を野球グラウンドとして暫定利用を行う。まぁ、暫定利用はいいんだが、土地の集約こそが今後の為に必要なこと。

南部老人センター建設予定地へ。今はまだ山で民有地。現在測量等が行われているとのこと。んでも、問題はこの場所の道路環境の不便さ。交通網の不便さ。ちょっと考えもんだ。

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腹も減ってきたので、お昼ご飯を食べに・・・いやいや、視察の為に給食共同調理場へ。水戸市では、各学校ごとの単独調理方式、地域ごとの一体の親子調理方式、のほか調理場で一括して作り各学校へ配送する方式の3つの方式をとり、完全学校給食制度をとっている。食育教育の為に単独校方式がよいという意見もあるが、現実問題はそう簡単ではないようだ。給食費の値上げも行わざるを得ない中で、食育、地産地消、栄養価、コスト等様々な課題をクリアしなければならないことは現場の苦労も大変なもんだ。因みに今日の献立はエッグカレー、鳥のから揚げ、ツナサラダ、青りんごゼリー、ご飯、牛乳。

午後からは合併後の内原消防署を視察。1億4000万円のはしご車に試乗。太りすぎて安全ベルトとヘルメットがサイズにあわないのではないかという心配もあったが、何とか大丈夫。地上35メートルの世界へ。凄い風景。あんなところで作業をするんだからたいしたもんだ。でもまぁ、使われないにこしたことはない。実際あれほど高くとも、県庁や新しく建設される京成百貨店の屋上には届かないとのこと。

その後、内原保育園建設予定地へ。もとの内原町役場だということだ。

議会へ戻り、委員会再開。城里消防署を水戸市消防本部の所管とする旨の報告を受ける。
城里町内で建設予定地の調整が行われているらしいが、水戸の飯富消防署とのバランスも考えた位置に配置されるべきだろう。

夜は文教福祉委員会の初顔合わせ会。某議員が酔っ払って絡んでくる。いつものことだが酒癖が悪くて困る(笑)。