2009年11月12日

国の事業仕分けが進んでいます

国の事業仕分けが進んでいます。
僕自身も、これまで数度自治体の事業仕分けの現場に足を運んできました。近いうちに、「仕分け人」としてデビューをする機会も頂けそうです。テレビを通じても数多くの仲間たちが今回の事業仕分けで頑張っている姿を多く見ることもあって注目をしてみています。京都の時代に築いた人脈にこういう時に感謝します。

自民党を中心に「作業が荒っぽい」という指摘がありますが、そういうことで温存してきた無駄がこの国にはたくさんあるのではないでしょうか。丁寧に、関係者の意見を聴くことも大事ですが、納税者としてこの事業の目的が何で具体的にどう効果が出ているのかの説明責任を各官庁に問うことは当然の視点です。しがらみにとらわれず、今はバッサバッサとやっていくべきです。

報道の仕方も気をつけなければなりません。「○○事業」という大そうな名前や看板のみを紹介し、それが廃止となればそれは相当な反発を生むでしょう。でも大切なことは事業の名前ではなくて事業の中身です。たとえば「青少年育成事業」と言えば誰も否定はできません。否定的な発言をしただけで大きな反発を生むことでしょう・でもその中身は一体何かということに目を向けなければならないのです。何のために、いくら使うのか。それは効果を生んでいるのか。当たり前のチェックです。こういったことがこれまでの政治の現場ではなかなか実現しないできたのです。丁寧な報道を望みます。

もうひとつ。部外者が、現場を知らない人間が判断できるのかという指摘があります。この指摘は一見正しいようですが、おそらくこの指摘をする人は事業仕分けという作業の意義を正しく理解していません。事業仕分けの結果は何の強制力も、法的拘束力も持ちません。最終的には予算を作るのは行政(政府)の側ですし、それを議決するのは議会(国会)です。当然、廃止と指摘をされても最終的に継続することもあり得るのです。大切なことは、継続を決定する過程において廃止と指摘されたものについて納税者が納得のさせる「説明責任」を負うということなのです。

たとえば、水戸の誇る「偕楽園」。外部の人、経済効率を追求する立場からいえば「なぜ、入場料を取らないのか」という指摘にさらされることだと思います。そこで、地元の私たちがきちんと「有料にすれば、偕楽園の開園の趣旨、斉昭公の教えに背き、歴史的意義を台無しにする。私たちは、偕楽園を正しく伝承したいのだ」と説明ができるかどうかということが問われているのです。当然、すべてを経済効果や数値で表現できるものではありませんし、行政・公の仕事は採算が合わなくてもやらなければならないことが多くあるわけで、だからこそきちんと説明をすることが大事なのです。

事業仕分けは、公開の場で行われています。税金のつかい道がこれほど具体的に国民に見えるところで議論されることは、今までありませんでした。まさにこれが政権交代の大きな意味なのだと考えます。

そしてこれらの作業は、よりしがらみに縛られがちな地方行政の現場こそしっかりと導入指摘べきシステムであると考えます。もちろん、水戸にも必要です。


≪国の事業仕分け開催概要≫


【開催日】 2009年11月11日(水)、12日(木)、13(金)、
                16日(月)、17日(火) <以上第一弾

       2009年11月24日(火)、25日(水)、26日(木)、
                 27日(金) <以上第二弾>

【時間】   9:30?18:30(予定)
        ※事前の登録は不要で入退室自由。
          ※入室時にセキュリティチェックが行われますので、
           身分証明書等本人の確認ができるものを持参してください。

【開催場所】  独立行政法人国立印刷局市ヶ谷センター
          東京都新宿区市谷本村町9?5
          ※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用下さい。
          http://www.npb.go.jp/ja/guide/soshiki/ichigaya/index.html


 ○詳しくは、内閣府行政刷新会議事務局ホームページをご覧ください。
  http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/wk-grp.html


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